2018-11-28 第197回国会 衆議院 外務委員会 第4号
長年、国際捕鯨委員会総会において、捕鯨支持国と反捕鯨国で意見が対立してきましたけれども、ことし九月の総会における我が国が提案した商業捕鯨の一部再開等は否決されましたが、IWC脱退も検討することになるのか。 さらには死刑制度、これも大変重要な問題だと思うのですが、市民的及び政治的権利に関する国際規則の第二選択議定書に我が国は批准をしておりません。
長年、国際捕鯨委員会総会において、捕鯨支持国と反捕鯨国で意見が対立してきましたけれども、ことし九月の総会における我が国が提案した商業捕鯨の一部再開等は否決されましたが、IWC脱退も検討することになるのか。 さらには死刑制度、これも大変重要な問題だと思うのですが、市民的及び政治的権利に関する国際規則の第二選択議定書に我が国は批准をしておりません。
しかし、先月十八日、国際捕鯨委員会総会は、日本が計画している南極海での調査捕鯨を事実上先延ばしすることを求めたニュージーランドの決議案を反捕鯨国による賛成多数で可決いたしました。また、今年の三月三十一日には、国際司法裁判所が現行の南極海調査捕鯨の中止を求める判決を出したのは記憶に新しいところであります。
これは、御案内のように、いよいよ今年度のIWC総会は、六月の十六日、カリブ海のセントキッツネービス、ここで第五十八回目の国際捕鯨委員会総会が予定されております。捕鯨問題については、与野党を超えて調査捕鯨の実施や商業捕鯨の再開に向けて考え方を一つにして進めていくことが肝要と私は思っております。